“ハーブやトロピカルフルーツにダークチョコのような独特な風味”
焙煎度:中深煎り
苦味 4 酸味 2 甘味 3
スマトラ リントンマンデリン
インドネシアスマトラ。日本ではリントン地区のアラビカ種をマンデリンの名前で馴染みがあります。パンチがあって男気のある感じがしますよね。やはり深煎りにしているものが多いですが、その他を寄せ付けない独特な深煎りコーヒーは熱烈に好きな人が多いコーヒーです。ハーブの様な風味や、アーシーな土感、少し浅めに焼くとわかりやすいトロピカルフルーツの様な風味は、スマトラリントン にしかなく、やはりとても魅力的です。ボディ感も強いので飲み応え十分。東珈琲店でも深めに焙煎しておりますので独特の風味とダークチョコレートの様な風味、甘さを是非お楽しみください。
今回のこのスマトラリントンタノバタック はリントン地区の小農家のコーヒーで品質の良いものだけを集めたものです。なかなか良いものが手に入らないスマトラでの買い付けは信頼のおける仲買人との関係が重要のようです。この豆はもう何年も買い続けている品質の高いスマトラで、いつもクォリティが高い豆を供給してくださっています。本当に感謝です。
国名:インドネシア
エリア:スマトラ島リントン地区
農園: 小農家の集まり
農園主:小農家の集まり
標高:1,400-1,600m
品種:アテン、ジュンべル他
精選方法: スマトラ式
精選工場:小農家による
インドネシアスマトラのコーヒー事情
インドネシアスマトラのコーヒーの品種はほとんどがカネフォラ種(ロブスタと呼ばれ缶コーヒーやインスタントコーヒーなどの原料が多い)で、香味のいいアラビカ種の生産は非常に少ないのが現状です。
歴史的には同じインドネシアのジャワ島で17世紀末には植えられはじめ、そこで栽培に成功したティピカ種(原種の一つ)が世界に伝播していったと言われています。なんか夢がありますよね。
でも病気にやられて壊滅的被害を受けてからカネフォラ種に植え替えられていった歴史があります。
そんな貴重なスマトラのアラビカコーヒーは非常にユニークな香味を持っていて、アーシー&ハーブ、スパイスを感じ、トロピカルな味わいを持っています。そして力強いボディを持っています。それは独特な精選方法、スマトラ式によるものだと言われています。
逆にこのクリンチマウンテンはナチュラル精製で非常に珍しいですね。
抽出の目安
ドリップコーヒー豆18~21gお湯300cc
✳︎詳しいドリップ抽出レシピ
フレンチプレス豆28gお湯400cc
✳︎詳しいプレス抽出レシピ
コーヒー豆とお湯の割合が重要となります。300gのお湯を使って抽出する場合は豆18g〜21gを使用してください。
(出来上がり270gくらい)スケールで測ることをお勧めいたします。
✳︎コーヒー豆保存方法のすすめ