“蜂蜜や赤葡萄のような甘さを感じる浅中煎り”
焙煎度:浅中煎り
苦味 2 酸味 3 甘味 4
ミャンマー・ジーニアス・ブラックハニー
今年もミャンマーのコーヒーを仕入れることができました!政情が悪くなかなかコーヒーを仕入れることができないという状況の中コーヒーを届けてくれました。しかもミャンマー特有の青さがなく(乾燥工程を丁寧にしたおかげ?)上質なコーヒー豆!!ありがとうございます!素晴らしい豆だったのでいつもより少し浅めで甘さを出す焙煎でお届けいたします。本当に困難な環境の中進化するミャンマーコーヒーをぜひ楽しんでいただけたらと思います。そしてミャンマーコーヒーを応援していただけたら幸いです。
バイヤーコメント
課題であった青さは解消され、チェリー由来の甘味やハニー精製によるフレーバーをよりハッキリと感じられるようになっています。24年クロップは特に酸味に明るさがあり、浅めの焙煎でも十分楽しめるようになってきました。年を重ねるごとに品質の改善されていくミャンマーコーヒー。一人でも多くのロースター様が、私たちと一緒に彼らの進歩を感じてもらえるようになることを祈るばかりです。
農家さんとともに歩むジーニアスコーヒー
ミャンマーのコーヒーは、アメリカでは東洋のパナマと称されるほど、東南アジアで美味しいコーヒーができる新しい産地として近年注目を浴びています。小規模農家が中心のユアンガンは、土壌の豊かなシャン州の中でも最大級の生産量を誇る地域。ジーニアスコーヒーは、現地の社会的企業として農家さんとともに成長を続けています。技術指導や苗木・資材等の提供、環境に配慮した栽培手法や精製方法の導入にも取り組んでいます。2018年に地域最大の精選場をオープンし、ユニークな発酵方法や比重選別機の導入など、品質向上への挑戦を続けています。
精製場のポテンシャルを最大限に活かして、品質向上を
ジーニアスコーヒーが所有する加工場は毎年進化しています。昔は、日晒しの場所に発酵槽があったり、砂埃が舞うなかにアフリカンベッドがあったりしていました。それが現在では、外から飛来物混入しないようにビニールハウスの中で乾燥させておろ、乾燥中の温度管理もしっかりと行なってゆっくりと乾燥ができるようにしています。発酵槽は、広い屋根が設置され、カバーをすることで嫌気性に近い状態で安定した発酵を行うことができるようになりました。こういった改善を行うことによってクリーンカップの評価が上がり、甘味をしっかりと感じるコーヒーができています。また、発酵後の排水は、土壌微生物や植物が分解・吸収できるように、傾斜を利用してお茶・みかん畑の間を流れるようにして、直接川に流すのではなく、環境負荷がかからないような工夫がされています。
ミャンマーをコーヒーベルトに
そう熱く語るドリーマーであり、クールな経営者でもあるゲトゥンさん。何より印象的だったのは、カッピング時のフィードバックに真摯に耳を傾け、どうやったらもっと美味しくなるかを時間を忘れて議論しているピュアなcoffee lover としての一面です。また驚かされたのは、「農家と専売契約を結ばない」というポリシー。トレーニング提供や適正な買取価格、人対人の信頼関係をちゃんと積み上げて、選んでもらえる会社でありたいという想いに感銘を受けました。
国名:ミャンマー
エリア:シャン州ユアンガン
農園: 小農家
農園主:小農家
標高:1,400-1,600m
品種:カツーラ、カツアイ、サンラモン
精選方法:ブラックハニー
精選工場:シャンドンミル
乾燥 :天日乾燥+アフリカンベッド
クロップ年:2024年6月入港
栽培 : 農薬化学肥料不使用
梱包 : 30kg エコタクト
現地輸出会社 Genius Shan Highlands Coffee
小農家が中心のユアンガンは土壌豊かなシャン州の中でも最大の生産量を誇るエリアです。Genius Shan Highlands Coffeeは現地の社会的企業として農家さんとともに歩み成長している企業です。「ミャンマーをコーヒーベルトに」をスローガンに技術指導や苗木・資材等の提供、環境に配慮した栽培手法や精製方法の導入にも取り組んでいます。2018年に地域最大の精選場をオープンし、ユニークな発酵方法や比重選別機の導入など、品質向上への取り組みを続けています。
社長のトゥンさんはかなりのコーヒーラバーのようです。そして農家さんを真剣にフォローしている方で信頼おける輸出会社です。
抽出の目安
ドリップコーヒー豆18~21gお湯300cc
✳︎詳しいドリップ抽出レシピ
フレンチプレス豆28gお湯400cc
✳︎詳しいプレス抽出レシピ
コーヒー豆とお湯の割合が重要となります。300gのお湯を使って抽出する場合は豆18g〜21gを使用してください。(出来上がり270gくらい)スケールで測ることをお勧めいたします。
✳︎コーヒー豆保存方法のすすめ