膨らみの噓
珈琲をドリップする時、美味しい珈琲はモコモコと膨らむと思われているかもしれません。ハッキリ言います。それは間違っています(笑)
膨らむ理由。それはコーヒー豆の内部にある炭酸ガスが放出されるからです。それが日が経つにつれてガスが抜けていき膨らまなくなるのです。じゃあ、新鮮な証拠じゃないか!と思われたあなた。そうです、もちろん新鮮な証拠ではあります。しかしそれと美味しいが同じとはなりません。
浅煎りの珈琲を購入された場合、もともと豆内部の膨張は少なく炭酸ガスがあまり発生しておりません。ですので浅煎りの珈琲をドリップすると膨らまない!と思われるのですが、だからダメでは全くなくてそれが「普通」なのです。逆に深煎りの珈琲ならそれが全く美味しくなくても焙煎して間がなければどんな珈琲でも膨らみます。深煎りの珈琲で膨らまないなら、焙煎から少し日が経っていることになりますが、それでもイコール=美味しくない訳ではありません。
みなさん、ただ膨らむから美味しいとは思わないようにお気をつけくださいませ。膨らむとテンション上がるのは間違いないですけどね!(笑)